※当サイトはPRを含みます

「しばっこさんって何でメルマガやってるの?」って聞かれた

こんばんは。しばっこです。

先日、
ある読者さんから面白い質問をいただきました。

「しばっこさんって、何でメルマガやってんの?」
という主旨の質問です。

私が全然セールスとかしないので
不思議に思ったようですよ。

メルマガ発行者さんって大概何か売っているのに
しばっこさんは何も売らないの?と。

ね、Mさん。

あまりにもドストレートな質問なんで
めっちゃ笑ったんですが

答えを言うと、
売るものちゃんとありますよ。

売る、というか紹介ですね。

一応何を売っているか
紹介しておこうじゃないの。

この教材です。
https://affiliater-syuhu.com/faap-review

ただ私、メルマガ始める前から
ずーーーっと引っかかっていた言葉があって

それが
「セールスって本当に楽しいですよ」

って言葉です。

この言葉って
私が熟読していたメルマガ発行者さんが
言っていたことなんですよね。

以下、佐々木氏(仮)と呼ぼう。

当時の私は
アドセンスってどうやったら
稼げるようになるのか

自分が進んでいる方向が合っているのか
間違っているのか
全く判断が付かない状態で

随分と
この佐々木さんが販売している
教材を買い漁りました。

佐々木さん自身が作成した
数千円のnoteとか
動画講座とか
あとはおすすめされた教材とか。

私が稼げない原因は
何か知識が足りていないからだと
思ったからですね。

おすすめされる教材の中に
自分が知らない情報があるに違いない。

これさえ手に入れれば
絶対に前に進めるはずだ。

そんなこと思って
自分への投資だと思って
結構なお金をつぎ込みました。

記事の外注費も含めると
なかなかな赤字っぷりでした。

で、そんな状況の時に
佐々木さんがいきなり

「メルマガいいよー」

って言い始めたんですよね。

ブログはグーグル先生の
アプデを食らったりして
不安定になりやすいけど

メルマガは一度読者さんの
メールアドレスを手に入れれば
いくらでもセールスできますって。

そこで出てきた言葉が
「セールスって楽しいですよ」でした。

メール数通で
数十万稼げるのは快感ですよーって。

佐々木さん自身が
新しいメルマガ教材をリリース。

その教材をセールスするときの
売り文句でした。

ん?

と思って。

ん?

思いませんか?

私はこの時、違和感しか感じなかったんですね。

私がブログで四苦八苦して
必死に足りないものを探して彷徨って
この人が提供している情報ならば
私は成長できるかもしれない…

そんな風に思って
震える手で、次こそは

とか思って数千円
時には数万円使って買っていた
あの時、あの状況、あの心理状態の時に

この人は
セールスを楽しんでいたんだーーーー

私に教材を売りつけて
自分の懐に金が入るところを
PC上の成果報酬画面をみて

「やった売れた楽しいー」
とか思ってたんだー

って。

へーーーー

と思って。

ふーーーーん

と思って。

なんだろな、
私が稼げなかったから
佐々木さんを逆恨みしてるとかじゃなくって

あの時確かに

「自分の巧みなセールストークで
 読者さんを操れるのが楽しい」

このニュアンスで「楽しい」使ったんですよね。
佐々木氏は。

自分が作った教材を手に取ってもらえて
喜んでもらえて嬉しい
それが楽しい

とかじゃないわけね。

そいういうのって
語尻とかで分かりますよね。

まぁ確かに。
メルマガってどうして皆するのかと言ったら
やっぱり稼げるからするんですよね。

メルマガでは駄々漏れで
ノウハウ提供します。

って言いながら
やっぱり教材とか販売するためにするんですよ。

これは一つのビジネスモデルです。

スーパーの試食コーナーと同じです。
アマゾンプライム30日間無料と同じ原理ですね。

ブログなど自分の媒体で
無料の情報をじゃんじゃん流して
教材で収益化。

Twitterで自分の価値観やノウハウを
じゃんじゃん流して
そこからnoteで収益化。

無料で情報を提供してから
という流れは、
もやは一般常識レベルで浸透しています。

で、

私は別にこのモデルを否定したいわけでもないし
冒頭で言った通り私だって教材とか紹介しますよ。

これは改めて言っておきます。

実のところ、

私だって最初、すっごい軽はずみな気持ちで
メルマガ始めたんですよね。

単純に「稼げそうだったから」
始めたんです。

私が書いてる
こんな一通のメールで数十万とか
数百万稼げそうな気がしたから始めたんですよ。

しかもみんな
楽しい楽しい言うから始めたんですよ。

ただ、
ただね、

メルマガ実際に始めて思うのは
「必要な人にだけ届くようにしなければ」

これです。

裏を知ってしまったというか。

このブログ界隈にしばらくいると
結構壮絶な背景を抱えている人を見かけることがあります。

それこそ
旦那が転職したいと言っていて
それを支えるためにブログで稼ぎたいです!

とか

副業で稼ごうと思っていたのに
逆に借金ができちゃって
それを完済するために頑張りたいです!

とか

・母の介護で外に出られないから
・こどもの学費を
・我慢する生活が嫌
・自分が自由に使えるお金が欲しい

ヘビーなのから
ライトなのまで

本音の理由から
上っ面な建前まで

でもそれが、
どれも人生で一人の人間で
誰かの願いであって

とかごちゃごちゃ考えてたら
「その人たちにセールス決まって何が楽しいの?」

って思いませんか。

「稼げたー!」
じゃなくてむしろ
「ちゃんと届けられただろうか?」
じゃないの?

その教材、
実は必要じゃない人にまで
煽って手に取らせなかっただろうか

じゃないの?

だって
情報商材・塾・コンサル
それなりの金額するわけですよ。

「後には引けぬ」

買う人はみな
これくらいの覚悟を持って飛び込むわけです。

私がそうだったから分かるけど

これだけの金額投資するんだから
絶対成功させてやろう

成功するまで決してあきらめないぞ

これくらいの決断になりますよね。

例えそれが数万円程度であったとしても
初期投資ほぼゼロで始められる
と聞いて取り組んだブログで

数万円の投資をするって
相当な覚悟だと思います。

ブログなんて
ちょっとやってみたら分かりますが

即結果が出るものじゃないです。
だいたい3ヶ月から成果が出るっていいますよね。

正確には、出始める、か。

長期戦だし
使う時間は膨大です。

しかも成果が出る人
継続できる人なんて
ほんの数パーセントなんてデータもあるから

やっぱり万人が成功するわけじゃないんです。

中には思い悩んで
ちっとも前に進めなくて
日常生活灰色にしか見えなくなった

なんて人も出てくるわけです。

そんな人に物を売りつけて
「セールス楽しいですよー」
じゃねぇだろと。

あなたが喜んでいる数字の裏で
泣いたり笑ったりしている人間が
確実にいるのだよ、と。

なんていうか
セールスするテクニックって
ものすごい力を持っているんですよね。

よく営業マン向けに
成約率をあげるための本とか売ってるじゃないですか。

あぁいうのって
型があって
それにバッチリ自分の体験とかを乗せられると
ものっすごい効果があるんですね。

それこそ
本当は必要なかった人にまで
「なんか欲しい」気分にさせて
売ることだってできちゃうわけです。

ってなってくると
やっぱり「成約率」っていう
数字ばっかり見るようになるんですが、

でも

売れた
売れない

人を
動かせた
動かせない

その前に…
生の人間が売れた数字の中にいることを
忘れてやしないだろうかと。

私これ、忘れたくないなーと思って。

こう考えるとやっぱり
佐々木氏に対して抱いた
あの時の違和感・不信感は
間違いじゃなかったと。

佐々木氏は今全然メルマガ発行してなくて
自然消滅してしまいましたが
やっぱりそんな奴続かないんだと。

わたしは
誰かに自分の考えを伝えるのは楽しい。

知っていることを伝えて
喜んでもらえるのは単純に嬉しいです。

だから書いている。

自分の思っていることを
こうやって書くことが大好きなんですね。

たまにネタ切れになるけど。

でも
何かを
届ける・紹介する
ときは「楽しい」は別だなと思って。

必要な人にだけ
必要なものが届くようにしたいなと思っています。

「これならば」
と自分が思ったものだけにしたい。

例えば

アドセンスの基礎を知らない
知ってても具体的な方法を知らない

という方に対しての「こればらば」が
さっきも紹介した教材なわけで

記事外注に特化している教材なんですが
最近アドセンスを基礎から学べる教材に
バージョンアップされました。

ブログの方向性が分からない
キーワード選定が分からない
ライバルチェックがわからない
記事の書き方が分からない

という方にとっては
これは間違いなく必要な知識が
まとまってるなって思うわけです。

必要な人に必要なものが届けば
喜んでもらえますよね。

私が紹介して喜んでもらえて
それが嬉しくて、それが楽しくて。

こんな流れがいいなーって。

そんなのが理想形です。

綺麗ごとかもですが
私の目指すところです。

ってことで

今日は全然アドセンスと関係なかったけど

私のメルマガ
こうなりたいなー

ってお話でした。
なんか重くなっちゃったけど…

でもずっと思っていたことだから
書けて良かったです。

ではでは、今日はこの辺で。

しばっこ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です