※当サイトはPRを含みます

【XサーバーでSSL化】ネームベースとIPアドレスベースの選択【オプション独自SSL】

前回記事で、有料プランの「オプション独自SSL」と無料プランの「無料独自SSL」の選択の仕方について書きました。また、SSLブランド(認証局の違い)や、SSLサーバー証明書についても説明していますので、併せてお読みください。

参考→【XサーバーでSSL化】無料・有料プランを徹底比較【専門用語解説】

今回は、有料プランを選択した場合、ネームベースかIPアドレスベース、どちらがいいのかという説明になります。

オプション独自SSLプランの選択方法

エックスサーバーのSSL化有料プラン「オプション独自SSL」の価格設定です。

年間1000~20000円の差があることがわかりますね??

SSLブランドの選択

この価格差は一体どこからくるのかというと、SSLブランドの違いからです。有料プランでまず選択すべきはSSLブランドです。SSLブランドはエックスサーバーの場合、「セキュアコア株式会社」か「ジオトラスト」、いずれかが発行するSSLサーバー証明書を選択することになります。

セキュアコアは格安路線の新しい会社で、ジオトラストはシマンテック傘下のブランドです。ブランド価値で行けばジオトラストに軍配が上がりますが、価格で行けばセキュアコアでしょう。

セキュアコアのブランドの違い

セキュアコア株式会社が展開している「CoreSSL」と「SecureCore」のブランドの違いは、サイトシールを使用できるかできないかの違いです。

サイトシールというのはこれ。

こういったラベルのようなもので、クリックするとSSLサーバー証明書を表示することができます。しかし、あったからといって、暗号が複雑化するという代物ではありません。読者の安心感がアップするかしないかの違いですので、ご自身のお財布と相談して決定してくださいね。

SSLプランの選択

下の表に移ります。

プランの選択ではネームベースがIPアドレスベースを選択することになります。

SNI SSL(ネームベース)・IPアドレスベースとは??

IPアドレスってご存知ですか??聞いたことはあるけれど、よく知らない方多いと思います。私は全くわからんかった。

IPアドレスとは??

IPアドレスっていうのは、パソコンとかスマホとかサーバーなど、ネットワーク機器ひとつひとつに割り当てられた識別番号のことです。

ネット上には無数の機器が接続されていますが、この識別番号があることで、どの機器が何のページにアクセスしているのか分かるようになります。プロバイダーに契約すると、勝手に割り振られます。

「お前1な!!お前は2!!お前は5!!」みたいな感じです。実際はもっと複雑な番号で、世界中で重複することはありません。

ここで話を戻します。

SSL化の際に必要なSSLサーバ証明書って、ひとつのIPアドレスにつき、ひとつしか発行できないんですよ。

すると問題が起こります。エックスサーバーなどのレンタルサーバーは、ひとつのサーバーを皆で共有というスタイルなので、全員証明書を発行してもらえない。なぜなら、サーバーに割り当てられたIPアドレスがひとつだから。

そこで皆はどうするか??っていうと、自分専用のIPアドレスを発行してもらっていたんです。これが、IPアドレスベース。専用IPアドレスを発行してもらうため、費用が発生します。

IPアドレスベース

自分専用のIPアドレスを発行してもらい、SSL証明書を発行する方法

でもこれって、すごい面倒じゃない??今の時代、常時SSL化普及してきてんじゃん。っていって、台頭してきたのがSNI SLL(ネームベース)なんです。ネームベースはドメインひとつに対して、ひとつのSSLサーバー証明書を発行できるというものなんです。

SNI SSL(ネームベース)・IPアドレスベースどちらがいいか

IPアドレスベースのメリットについてですが、SSL化がフィーチャーフォンや古いブラウザにも対応できるってことです。ことだけです(笑)もはやフィーチャーフォンって何だっけ??状態の私は、価格面の0円に目がくらみ、ネームベース一択です($u$)

でもちょっと詳細をみてみても、ネームベースはAndroid3.0以降なら対応しているんですよ。これって、2011年にリリースされたんで、全く問題にならないかと。

だって、2011年以前のスマホ使ってる人なんてほとんどいませんよね??(壊れるよね??)IPアドレスベースはというと、Android1.5以降に対応となっているので、これは2009年以降のスマホに対応ということ。2年の差なら、別にいっか、というのが私の見解です。

エックスサーバーSSL化プラン比較の結果

2回に渡って「無料独自SSL」と「オプション独自SSL」のプランについて比較してきましたが、個人アフィリエイターの私としては無料独自SSLで十分じゃないかと結論づけました。

無料独自SSLの認証局のLet’s Encryptもなんら怪しい団体ではないし、著名なSSLブランドを使用したからといって暗号が強化されるわけでもない。しかもアフィリエイターなので、私自身が物を売って、お客さんの決済をするということもありませんしね。

読者さんが不安になるのはコメント欄に何か書こうとしたときに「保護されてません」って表示されるくらいだと思うので、無料独自SSL、という選択です。次回からはいよいよこのブログを常時SSL化していきますよ~( `ー´)ノ

更新しました→エックスサーバーでSSL化する手順|無料独自SSLプランを選択 

2 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です